他人事ではない介護
平均寿命が延びてきたのは嬉しいことですが、残念ながら、すべての人が健康なまま年を取れるわけではありません。高齢になると、ささいな転倒が原因で寝たきりになってしまったり、認知症などで日常生活がままならなくなってしまうなんていうことも。
大変なのは本人ばかりではなく、家族にも思いがけない介護問題がのしかかってきます。介護される側も介護する側も、共に葛藤を抱えながらの辛い日々が続く・・・そんな覚悟もしておかなければなりません。
悩みが尽きない介護生活
介護にははっきりとした期限がありませんから、いつまで介護が続くのだろうと、暗澹たる気持ちになってしまうことがあります。介護を拒否する自分の冷たい気持ちに罪悪感を感じたり、経済的な不安、介護者を取り巻くさまざまな家族関係の悪化・・・悩みは尽きません。
家族介護の4人に1人がうつ病になってしまうというのも、わかりますよね。うつ病の主な原因が「先が見えないことへのストレス」だそうですが、介護も先がまったく見えないのですから。
助けを求めましょう
介護は愛情と思いやりがなければできません。だからといって、無償の愛を自分に課してしまえば、長い介護生活の中で心が崩壊してしまうということにもなりかねません。よい意味での開き直りが必要なのです。心が疲れ果ててしまう前に、家族介護ネットワークなどを利用して、介護の悩みをひとりで抱え込まないようにしましょう。
介護される人と介護する人、いずれもが辛い思いをしないためにも、相談施設や公的機関に協力を求めることをお勧めします。マイナスの明日を考えないこと。苦労はいつかきっと報われます。
1)介護される側も介護する側も苦しいのです
2)介護を一人で背負うには限界があります
3)遠慮せずに助けを求めましょう!

