苦手な相手との対人関係

苦手な相手

(1)苦手意識は対人恐怖につながる
(2)相手の色にあえて染まってみましょう
(3)相手を変えるより自分を変えてみる

苦手な相手

苦手な人と会わなければならないと思うと、気が重くなりますよね。会う前から、会った時のことを考えてはため息・・・なんていうことも。苦手意識を抱えたままで会えば、心も体も拒否の態勢になっていますから、うまくいくものもうまくいきません。苦手だと思っている気持ちは不思議と相手に通じてしまうため、仕事相手との交渉であれば、気がぶつかりあって決裂ということにもなりかねません。

できることなら会いたくないけれど、そんなわがままを言ってはいられないのが人間社会。人間というのは文字通り「人の間」で生きる動物ですから、人とのおつきあいなしに生きてゆくことは不可能です。こなったら、苦手な相手とうまくつきあう方法を考えるしかありません。


苦手意識から対人恐怖へ

苦手意識というのは、「気」が萎縮してしまうことによって起こる感情です。なんとなく相手が自分を見下しているように感じたり、行き違を自分のせいにしてしまったりという、ちょっとした被害者意識が働きます。それがいつの間にか「嫌い」という感情になり、相手を受け入れられなくなってしまうのです。いったん苦手意識が生まれれば自分らしく振舞えなくなり、苦しくなってしまいます。それが嵩じると「対人恐怖」になってしまうということもあるのです。こうなってしまうと病気の域。「認知行動療法」などの治療が必要になってしまいます。

そうなる前に、相手の色に自分の色を塗り替えてしまという「カメレオン戦法」を身につけてみませんか?カメレオンは環境に合わせて体の色を自由に変化させますが、それは、厳しい自然の中を生き抜くための自己防衛本能のなせる業で、自然の色に同化することで自分の身を守るというわけです。


相手の色に染まってみる

対人関係をうまくやっていくためには、苦手な人とでも妥協点を見出しながらおつきあいをしていく必要があります。相手に合わせるなんてプライドが許さないとか、相手の言いなりになるのなんて絶対にイヤと思わずに、苦手でもつきあわなければならない人間関係なら、相手に変わることを望むより、手っ取り早くあなた自身を変えてみるほうが得策です。と言ってもカメレオンのように表面的な変化で十分であって、あなたの本質を変える必要はありません。

「相手の色に染まる」という言葉がありますが、この言葉を相手の言いなりになるというようには考えずに、ちょっとだけ自分の色を相手の色に染めてみてもいいかな・・・ぐらいに受け止めてみてください。臨機応変に自分を変えるのも、対人関係をうまくこなすコツのひとつと考えましょう。相手に変わることを望むのではなく、自分の考え方を変えてみるのです。そうすると、案外相手の言い分にも理があることに気がついて苦手意識が薄れることがあるのです。受け流すというのも苦手意識をなくす手段ですが、いずれにせよ対人関係をスムーズにこなすためには、時に「技術」が必要になるのです。


苦手な人と会う時には、まず苦手意識を心の中から排除することが大切です。苦手だと思っていればいつまでたっても苦手意識から逃れることができず、苦痛は高まるばかりです。相手ものその気持ちを感じ取りますからスムーズな対人関係は難しくなるでしょう。むしろ苦手な人の気持ちに寄り添うような柔軟な気持ちで接することが大切です。相手に合わせる、相手の色に染まることで苦手な人を理解することができることもあるのです。


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